VIVID AUDIO Loud Speaker System B1 概要

 振動をコントロールし、音源以外からの音を出さない。
1現代スピーカーに求められる基本性能のひとつは、音源であるドライバーユニット以外からの音を根絶することです。
ドライバー以外の2次音源が発生する要因はいくつかありますが、そのひとつは、キャビネットのエッジです。
ドライバーからの音波がキャビネット表面を伝わる表面波となり、それがキャビネットのエッジで反射して、2次音源となります。
それを防ぐために、ローレンス・ディッキーは、カーボンファイバー強化プラスティック(FRP)でキャビネットを成型、全くエッジのないキャビネットとしています。
このFRP材には鉱物成分粉末が混合されており、強度とマスを十分に持たせてあります。
2ドライバーユニットは前後に駆動されることにより電気信号を空気振動である音波に変換します。
この機械的な振動がキャビネットに及ぼす反作用力は、特に振幅が大きいウーファーでは大変大きなものとなります。
従来、この反作用力の影響をクリアするためには、キャビネットを十分に重く頑丈に作るなどの方法がとられていましたが、これではスピーカーシステムはますます重くなり、コストもかかる一方です。
そこでローレンス・ディッキーは新たな方法を考案。同じウーファーを前後に配置し、その二つを強固に連結。
このふたつのウーファーを同信号で駆動することにより、キャビネットにかかる反作用力をキャンセルさせています。
3同様にバスレフポートも前後に配置。
バスレフポートによる空気振動による反作用力の影響もキャンセルさせています。


 音源を完全にコントロールする。
B1 に使用しているドライバーユニットは、G1 GIYAへ使用されているものと同じで、全くのオリジナルドライバーです。
すべての振動板はアルミニウム製で、コンピューターによるシミュレーションで振動板形状を最適化することにより、使用帯域内は完全にピストンモーションで動作します。