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1200VA

クリーン電源

AccuphasePS-1250


希望小売価格:880,000円(税込)

W465×H243×D499mm、41.8kg

PS1250は、

PS1230の後継機として、全回路を一新してフルモデルチェンジ、

高品位なAC100V電力を供給することができます。

 

アキュフェーズのクリーン電源は、

画期的な波形成形技術を主体として、

ひずみやノイズで汚染されている家庭用電源を

クリーンな電源に創り変えることにより、

オーディオ機器の音質改善に驚異的な威力を発揮することができます。

本機に入力された交流電源に対して、

交流電源のまま加算や減算といった波形補正を行います。

つまり、主なエネルギー源は入力された交流電源そのものであり、

損失分は波形補正用の電力のみです。

したがって従来の交流定電圧装置に比べ、

効率が良く、発熱も少なくなります。

電源周波数は入力信号に依存する為、

信号源となる発信器を搭載する必要がなく、高周波ノイズの発生もありません。

 

増幅系は全てアナログ回路で構成され、

高精度の基準信号を基に、

加・減算による補正アンプで電源の質を改善

AC100V±1V、ひずみ率0.08%以下にします。

 

また、波形補正アンプ部の出力段は

「バイポーラ・トランジスター」20パラレル・プッシュプル駆動、

高効率化と高音質化に磨きをかけるとともに、

基準信号発生器をより高精度化し、

出力波形の一層の低ひずみ率化を図りました。

波形補正アンプ(ヒートシンク付)を二分割して

シャーシの左右に配置することで、高い放熱効果を確保し、

連続最大出力時でも余裕のある安定動作を実現しています。

 

電源トランスには、大電力容量の

大型シールド・トロイダル型を採用しました。

アルミ電解コンデンサーには、性能・音質を重視し選び抜いた

48000μF/100Vの大容量・高音質タイプの特注品を2個採用し、

余裕のある電源部を構成しています。

 

新たに液晶パネル(LCD)を搭載、

接続されている機器の消費電力(VA)、

入力・出力電圧(V)、入力・出力ひずみ率(%)及び

電源の入力・出力波形が表示でき、

ディスプレイのON・OFF機能も搭載しています。

 

さらに、ホスピタル・グレードの

ACコンセント(3P)をリア側8個、フロント側2個の合計10個採用、

出力回路から各コンセントへ至る線材の種類と長さを揃え、

接続するAC出力端子によって音質に差が生じないようにしています。

電源としての安全性と信頼性を高め、

最大出力容量は1200VAを確保しております。

 

 

 











1200VA

クリーン電源

AccuphasePS-1230


希望小売価格:770,000円(税込)

生産完了

 

PS1230は、

PS1220の後継機として、

全回路を一新して、フルモデルチェンジ

高品位なAC100V電力を

供給することができます。

 

増幅系は全てアナログ回路で構成され、

高精度の基準信号を基に、

加・減算による補正アンプで

電源の質を改善します。

(AC100V±1V、ひずみ率 0.08%以下)

 

波形補正アンプ部の出力段には

最新 「オーディオ用

ハイパワー・トランジスター」 を搭載して、

高効率化と高音質化に

磨きをかけるとともに、

基準信号発生器をより高精度化し、

出力波形の一層の

低ひずみ率化を図りました。

 

メーターは、接続されている

機器の消費電力(VA)、

入力/出力電圧(V)、

入力/出力ひずみ率(%)が

表示でき、

メーターON/OFF機能も

搭載しています。

 

ホスピタル・グレードの

ACコンセントを採用し、

電源としての安全性と

信頼性を高め、

 最大出力容量は

1200VAですから、

 

ご使用中の

オーディオシステムの

ほとんどの電力を、

1台で

供給することが可能です。

 

 

<主な特徴>



本機は、入力された交流を

制御回路により加・減算して補正し、

そのまま交流で出力します。


主なエネルギーは入力された

交流そのもので、

損失分は波形補正用の

電力だけですから、

従来の交流定電圧装置に比べ、

大変効率が良く、

また、発熱を少なくすることができます。


電源周波数は、

入力信号そのものですから、

内部に信号源としての

発信器の必要はありません。

このため、

本機内部からの高周波ノイズの

発生がありません。






100Vの正弦波の基本となる

基準波形は、計測回路用トランスの

二次巻き線のゼロクロス・ポイントを

コンバータで検出し、高精度電源より

短形波を生成します。



この短形波を、

新設計50/60Hz用の

バンドパス・フィルターと

6段のバンドエリミネーション・フィルター

(BEF:帯域除去)へ加えます。


フィルター周波数の切り替えは、

入力周波数に同期しますから、

自動的に

50Hzまたは60Hzに

切り替わります。


さらに一段バンドパス・フィルターを

通すことにより、

入力電圧に左右されない

低ひずみ率正弦波(基準波形)を

得る事ができます。



出力波形が

この基準波形に近づくように、

波形補正アンプにより、

トランスS1巻き線の出力に

補正をかけます。


入力波形と基準波形の

位相は同相で、

補正方式はPLL(位相同期回路)等を

用いないため、

不要な高調波成分が

発生することはありません。


新設計の

低ひずみ率 基準波形発生回路と

強力な出力段により、

ひずみ率を従来の

0.1%から、0.08%へ、

20%の改善を可能にしました。






電気製品が、

主にAC電源の山と谷の部分だけを

消費するため屋内配線等の

ロス等により、

ひずんでしまった波形は、

フィルター等を使用しても、

元に戻ることはありません。



山と谷の重要な部分が欠落しているため、

パワーアンプが大出力を

必要とする時には、

本来のエネルギーを

十分得ることができません。


また、正弦波から

ひずんで台形のような波形に

なることにより、

高調波成分を多く含む

正弦波の集合と捉えることができ、

純粋な正弦波に比べて、

汚れた電源といえます。


PS-1230は、

強力な波形成形能力で、

ひずんで不足した部分を、

本来あるべき波形に

戻すことができます。




ノイズが混入した

鋭い入力波形でも、

きれいな基準波形を基に

不足する部分は補い、

余分な部分は取り除いて、

波形成形して

クリーンな電源をリアルタイムで

作ることができます。






波形補正の

加・減参算を行う

パワーアンプ部には、

裸ゲインが高く安定性に優れた

回路を搭載しました。





この回路は、

アキュフェーズ創業当初から

長期にわたりパワーアンプに

搭載してきたオリジナルの

ピュア・コンプリメンタリー・プッシュプル

差動増幅回路を中心とした方式で、

高精度かつ安定した動作を

期待できます。



出力段には、最大定格15Aの

「バイポーラ・パワートランジスター」を

20パラレル・コンプリメンタリー・プッシュプルで使用し、


定格出力電流:12Aに対し、

瞬時電流供給能力は

140Aから、160Aへ

大幅に増強して

抜群の電源供給能力を誇ります。







入力側には、

高調波雑音を排除する

ラインフィルターを装備しました。

これで、デジタル機器などから

電源ラインを通して侵入する、

ノイズ成分をシャットアウトします。


さらに、

電源トランスは一次/二次を分離、

またシールドにより外部雑音も

寄せ付けない、

優れた妨害排除能力を

備えています。


また負帰還方式を

採用していますから、

出力インピーダンスを

非常に低くすることができ、

出力に接続された

機種同士の干渉を

抑えることができます。





無負荷時の

消費電力を

従来60Wに対して、

37Wへと大幅に

低減しました。






PS-1230は、

最大1200VA出力までの

動作が可能です。

特に入力電源ラインの

ひずみが多い場所で使用する場合は、

発熱量がかなり多くなります。


このため本機は、

加・減算器のパワーアンプ部

(ヒートシンク付き)を

二分割して

シャーシの左右に配置、

最も放熱の良い構造として、

連続最大出力時にも

十分余裕のある

安定動作を実現しています。







本機は、メーターにより、

接続されている機器の

消費電力(VA値)が

どの位か一目で

確認することができます。



最大出力電力は1200VAですが、

それ以上の機器を接続した場合は、

METERボタン各ポジションの

LEDが点滅して警告します。


メーター表示切替ボタンにより、

電源の入出力電圧、

入出力ひずみ率を簡単に

モニターすることが可能です。


「AUTO-MONITOR」ボタンを装備、

各ポジションの値を

5秒間隔で順番に切り替えて

表示・確認することができます。







本機の出力電力のほとんどは、

電源ラインから

電源トランスを介して

供給しています。

さらに、

ひずみ成分を打ち消す

制御回路の電源も、

電源トランスを介して

供給しています。


このように、

全ての電力の供給源である

電源部は、

大変重要な部分です。


電源トランスには

大電力容量の

大型トロイダル型を使用しました。


トロイダル・トランスは、

ドーナツ状のコアに

太い銅線を捲いてゆくため、

非常にインピーダンスが低く、

小型で、変換効率が極めて

高い優れたトランスです。


特に、今回採用した

トロイダル・トランスは、

熱伝導に優れ

防振効果の高い充填材を用いて

鋳造ケース固着、

外部への影響を遮断し、

放熱・防振面で優れた

特性・特長を備えています。




また、整流器を通過して

直流に変換する

アルミ電解コンデンサーには、

47000μFの大容量・高音質タイプを

2個搭載、

絶大な余裕度を誇ります。








アルミ押し出し材による、

光沢仕上げの

大型サイドパネルを採用し、


アナログメーターを

センターに配置した

ゴールド色のパネルと

相俟って優美な外装を

実現しました。







AC出力端子は、

ホスピタル・グレードの

3Pコンセントを

リアパネル側 8個、


フロントパネル側 2個、

合計 10個装備しました。



これらの器具には、

接触抵抗、温度上昇、

差し込み保持力、耐圧・耐熱性、

衝撃強度、絶縁性などの

規格が厳しく規定された部品を

採用しています。



AC出力端子(コンセント)には、

合計消費電力 1200VAまでの

AV機器を任意に接続して、

給電することができます。


このため、

どの端子に接続しても

音質差が生じないように、

出力配線の

長さ・材料・パターン形状に注目、

一点から信号(出力)を取り出す構造により、

各端子の出力インピーダンス差を

少なくし、同一条件で動作するように

設計しています。






異常が生じた場合には、

サーキット・プロテクターが作動して、

本機および接続機器を完全に

保護する機能を装備しています。





出力電流が規定値を超えると、

各ポジションのLEDが点滅し警告します。

さらに電流が大きくなると

電源スイッチ兼用の

サーキット・プロテクターが

電源を遮断します。



短時間のオーバーで

LEDが点滅した場合、

100VA以下に戻れば、

通常の点灯に変わります。



本機の異常により、

直流電圧が出力された場合や、

過電圧が出力された場合には、

出力をOFFにして、

接続機器を保護します。



機器の周辺の放熱が悪いときや、

定格電力で非常に長い時間使用して

内部のヒートシンクや

電源トランスが過熱した場合には、

自動的に回路を遮断します。




 




<PS-1230 主な仕様>
定格出力容量
1,200VA (連続出力)


定格出力電圧
AC100V ±1V


定格出力電流
12A


出力周波数
50/60Hz
(入力周波数に同期)


瞬時電流供給能力
160A


出力波形全高調波ひずみ率
0.08%以下


AC出力端子
(コンセント)

フロント 2個

リア 8個


定格入力電圧
AC100V
(入力電圧範囲 AC90V〜110V)


入力周波数
50/60Hz

無負荷時消費電力
37W


冷却方式
自然空冷


外形寸法
465 (W)×243.4 (H)×500.2 (D)mm
 

質量
41.7kg


   

※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。













510VA

クリーン電源

AccuphasePS-550


希望小売価格:616,000円(税込)

 

PS-550は、

PS-530の後継機としてPS-1250と同時に開発を進め、

今までの卓越した技術・デザインを踏襲、

全回路を見直してフルモデルチェンジ、

高品位なAC100V電力を供給することができます。

入力された交流電源に対して、

交流電源のまま加算や減算といった波形補正を行います。

主なエネルギー源は入力された交流電源そのものであり、

損失分は波形補正用の電力のみです。

したがって従来の交流定電圧装置に比べ効率が良く、

発熱も少なくなります。

電源周波数は入力信号に依存するため、

信号源となる発信器を搭載する必要がなく、

高周波ノイズの発生もありません。

 

画期的な波形成形技術を主体として、

ひずみやノイズで汚染されている家庭用電源を

クリーンな電源に創り変えることにより、

オーディオ機器の音質改善に驚異的な威力を発揮します。

 

増幅系は全てアナログ回路で構成され、

高精度の基準信号を基に加・減算による

補正アンプで電源の質を改善します。

(AC100V±1V、ひずみ率0.08%以下)

 

波形補正アンプの出力段は

バイポーラ・トランジスタ10パラレル・プッシュプル駆動、

高効率化と高音質化に磨きをかけるとともに、

基準信号発生器をより高精度化し、

出力波形の一層の低ひずみ率化を図りました。

 

本機は3段構成のノイズ除去機能を搭載しています。

1段目のラインフィルターは、

電源ラインを通して侵入する

デジタル機器などのノイズ成分を除去します。

2段目のシールド・トロイダル電源トランスは、

コモンモードノイズを除去します。

3段目の波形補正アンプは、

波形成形で極めてクリーンな電源を生成します。

 

大型ヒートシンクに波形補正アンプを搭載することで、

高い放熱効率を確保し、連続最大出力時でも

余裕のある安定動作を実現しています。

 

電源トランスには大電力容量の

大型シールド・トロイダルトランス型を採用。

アルミ電解コンデンサーには22000μF/90Vの

大容量・高音質タイプの特注品を2個採用。

 

液晶パネルを搭載、接続されている機器の

消費電力、入力出力電圧、入力出力ひずみ率、

電源の入力出力波形が表示でき、

ディスプレイのON・OFF機能も搭載しています。

 

接触抵抗、温度上昇、差し込み保持力、

耐圧・耐熱性、衝撃強度、絶縁性などの規格が

厳しく規定されている ホスピタルグレードの

3P・ACコンセントを

リアパネルに合計8個採用し、

電源としての安全性・信頼性を高めています。

出力回路から各コンセントへ至る線材の種類と長さを揃え、

接続するAC出力端子によって

音質に差が生じないようにしています。

 

プロテクション機能搭載。

過大電流が流れると電源スイッチオフ 。

パワーアンプが異常過熱すると出力遮断。

 異常により出力の直流成分が大きいと出力遮断。

510VA以上の負荷状態だとLED点滅警告し、

さらに、20分以上続くと出力遮断。

定格出力容量:510VA(連続出力)

定格出力電圧:AC100V±1V

定格出力電流:5.1A

出力周波数:50/60Hz(入力周波数に同期)

出力波形全高調波ひずみ率:0.08%以下

AC出力端子(コンセント):リア8個

定格入力電圧:AC100V(入力電圧範囲 AC90Vから110V)

入力周波数:50/60Hz

無負荷時消費電力:22W

冷却方式:自然空冷

寸法:W465×H181×D385mm

重量:24.4kg











510VA

クリーン電源

AccuphasePS-530


希望小売価格:473,000円(税込)

展示・体験試聴中!

PS-530は、

PS-520の後継機として、

全回路を見直して、フルモデルチェンジ

高品位な AC100V 電力を

供給することができます。

 

増幅系は、

全てアナログ回路で構成され、

高精度の基準信号を基に、

加・減算による補正アンプで

電源の質を改善します。

(AC100V±1V、ひずみ率 0.08%)

 

波形補正アンプ部の出力段には、

最新「オーディオ用ハイパワー・トランジスター」を

搭載して、高効率化と高音質化に

磨きをかけるとともに、

基準信号発生器を

より高精度化し、出力波形の一層の

低ひずみ率化を図りました。

 

メーターは、接続されている機器の

消費電力(VA)、入力・出力電圧(V)、

入力・出力ひずみ率(%)が表示でき、

メーターON/OFF機能も搭載しています。

 

また、ホスピタル・グレードの

ACコンセントを採用し、

電源としての安全性・信頼性を

さらに高めています。

 

<主な特徴>



本機は、入力された交流を

制御回路により加・減算して補正し、

そのまま交流で出力します。


主なエネルギーは入力された

交流そのもので、

損失分は波形補正用の

電力だけですから、

従来の交流定電圧装置に比べ、

大変効率が良く、

また、発熱を少なくすることができます。



電源周波数は、

入力信号そのものですから、

内部に信号源としての

発信器の必要はありません。


このため、

本機内部からの高周波ノイズの

発生がありません。





100Vの正弦波の基本となる

基準波形は、計測回路用トランスの

二次巻き線のゼロクロス・ポイントを

コンバータで検出し、高精度電源より

短形波を生成します。



この短形波を、

新設計50/60Hz用の

バンドパス・フィルターと

6段のバンドエリミネーション・フィルター

(BEF:帯域除去)へ加えます。


フィルター周波数の切り替えは、

入力周波数に同期しますから、

自動的に

50Hzまたは60Hzに

切り替わります。



さらに一段バンドパス・フィルターを

通すことにより、

入力電圧に左右されない

低ひずみ率正弦波(基準波形)を

得る事ができます。



出力波形が

この基準波形に近づくように、

波形補正アンプにより、

トランスS1巻き線の出力に

補正をかけます。



入力波形と基準波形の

位相は同相で、

補正方式はPLL(位相同期回路)等を

用いないため、

不要な高調波成分が

発生することはありません。




新設計の

低ひずみ率 基準波形発生回路と

強力な出力段により、

ひずみ率を従来の

0.1%から、0.08%へ、

20%の改善を可能にしました。






電気製品が、

主にAC電源の山と谷の部分だけを

消費するため屋内配線等の

ロス等により、

ひずんでしまった波形は、

フィルター等を使用しても、

元に戻ることはありません。


山と谷の重要な部分が欠落しているため、

パワーアンプが大出力を

必要とする時には、

本来のエネルギーを

十分得ることができません。



また、正弦波から

ひずんで台形のような波形に

なることにより、

高調波成分を多く含む

正弦波の集合と捉えることができ、

純粋な正弦波に比べて、

汚れた電源といえます。


PS-530は、

強力な波形成形能力で、

ひずんで不足した部分を、

本来あるべき波形に

戻すことができます。




ノイズが混入した

鋭い入力波形でも、

きれいな基準波形を基に

不足する部分は補い、

余分な部分は取り除いて、

波形成形して

クリーンな電源をリアルタイムで

作ることができます。







波形補正の

加・減参算を行う

パワーアンプ部には、

裸ゲインが高く安定性に優れた

回路を搭載しました。


この回路は、

アキュフェーズ創業当初から

長期にわたりパワーアンプに

搭載してきたオリジナルの

ピュア・コンプリメンタリー・プッシュプル

差動増幅回路を中心とした方式で、

高精度かつ安定した動作を

期待できます。




出力段には、最大定格15Aの

「バイポーラ・パワートランジスター」を

10パラレル・コンプリメンタリー・プッシュプルで使用し、

定格出力電流:5.1Aに対し、

瞬時電流供給能力は

70Aから、80Aへ

大幅に増強して

抜群の電源供給能力を誇ります。







入力側には、

高調波雑音を排除する

ラインフィルターを装備しました。

これで、デジタル機器などから

電源ラインを通して侵入する、

ノイズ成分をシャットアウトします。


さらに、

電源トランスは一次/二次を分離、

またシールドにより外部雑音も

寄せ付けない、

優れた妨害排除能力を

備えています。


また負帰還方式を

採用していますから、

出力インピーダンスを

非常に低くすることができ、

出力に接続された

機種同士の干渉を

抑えることができます。





無負荷時の

消費電力を

従来50Wに対して、

25Wへと大幅に

低減しました。






PS-530は、

最大510VA出力までの

動作が可能です。

特に入力電源ラインの

ひずみが多い場所で使用する場合は、

発熱量がかなり多くなります。


このため本機は、

加・減算器のパワーアンプ部

(ヒートシンク付き)を

重量バランスも考慮し、

最も放熱の良い構造として、

連続最大出力時にも

十分余裕のある

安定動作を実現しています。







本機は、メーターにより、

接続されている機器の

消費電力(VA値)が

どの位か一目で

確認することができます。



最大出力電力は510VAですが、

それ以上の機器を接続した場合は、

METERボタン各ポジションの

LEDが点滅して警告します。





メーター表示切替ボタンにより、

電源の入出力電圧、

入出力ひずみ率を簡単に

モニターすることが可能です。


「AUTO-MONITOR」ボタンを装備、

各ポジションの値を

5秒間隔で順番に切り替えて

表示・確認することができます。







本機の出力電力のほとんどは、

電源ラインから

電源トランスを介して

供給しています。


さらに、

ひずみ成分を打ち消す

制御回路の電源も、

電源トランスを介して

供給しています。



このように、

全ての電力の供給源である

電源部は、

大変重要な部分です。


電源トランスには

大電力容量の

大型トロイダル型を使用しました。



トロイダル・トランスは、

ドーナツ状のコアに

太い銅線を捲いてゆくため、

非常にインピーダンスが低く、

小型で、変換効率が極めて

高い優れたトランスです。



特に、今回採用した

トロイダル・トランスは、

熱伝導に優れ

防振効果の高い充填材を用いて

外部への影響を遮断し、

放熱・防振面で優れた

特性・特長を備えています。




また、整流器を通過して

直流に変換する

アルミ電解コンデンサーには、

22000μFの大容量・高音質タイプを

2個搭載、絶大な余裕度を誇ります。











AC出力端子は、

ホスピタル・グレードの3Pコンセントを

リアパネル側 8個、装備しました。


これらの器具には、接触抵抗、温度上昇、

差し込み保持力、耐圧・耐熱性、衝撃強度、絶縁性などの

規格が厳しく規定された部品を採用しています。



AC出力端子(コンセント)には、

合計消費電力 510VAまでの

AV機器を任意に接続して、給電することができます。



このため、

どの端子に接続しても音質差が生じないように、

出力配線の長さ・材料・パターン形状に注目、

一点から信号(出力)を取り出す構造により、

各端子の出力インピーダンス差を

少なくし、同一条件で動作するように

設計しています。







異常が生じた場合には、

サーキット・プロテクターが作動して、

本機および接続機器を完全に

保護する機能を装備しています。



出力電流が規定値を超えると、

各ポジションのLEDが点滅し警告します。


さらに電流が大きくなると電源スイッチ兼用の

サーキット・プロテクターが電源を遮断します。



短時間のオーバーでLEDが点滅した場合、

100VA以下に戻れば、通常の点灯に変わります。



本機の異常により、

直流電圧が出力された場合や、過電圧が出力された場合には、

出力をOFFにして、接続機器を保護します。



機器の周辺の放熱が悪いときや、

定格電力で非常に長い時間使用して

内部のヒートシンクや

電源トランスが過熱した場合には、

自動的に回路を遮断します。








<PS-530 主な仕様>
定格出力容量
510VA (連続出力)


定格出力電圧
AC100V ±1V


定格出力電流
5.1A


出力周波数
50/60Hz
(入力周波数に同期)


瞬時電流供給能力
80A


出力波形全高調波ひずみ率
0.08%以下


AC出力端子
(コンセント)

リア 8個


定格入力電圧
AC100V
(入力電圧範囲 AC90V〜110V)


入力周波数
50/60Hz

無負荷時消費電力
25W


冷却方式
自然空冷


外形寸法
465 (W)×181 (H)×386 (D)mm
 

質量
24kg


   

※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。