KEF

「BLADE ONE Meta」
「BLADE TWO Meta」


BLADE ONE Meta価格
4,400,000円(税込)/ペア
 
BLADE TWO Meta価格
3,300,000円(税込)/ペア


カラー:
ピアノブラック/カッパー、
ピアノブラック/グレー、
フロステッドブルー/ブルー、
フロステッドブルー/ブロンズ、
チャコールグレー/ レッド、
チャコールグレー/ブロンズ、
レーシングレッド/グレー、
アークティックホワイト/シャンパーニュ



BLADE ONE Meta: 363(W) x 1590(H) x 540(D) mm、 57.2kg
BLADE TWO Meta: 338(W) x 1461(H) x 475(D) mm、 35.5kg




KEFは創立1961年以来、

音質にこだわり、優れたリスニング体験を提供するために、

革新的な音響工学のパイオニアとして活動しています。


2009年、KEFはエンジニアに先入観や制約を与えず、

KEFの技術的リーダーシップと革新力を示すスピーカを自由に作らせた結果、

世界初のシングル・アペアレント・ソース・テクノロジーである

革新的なコンセプトを持つBladeを作り出しました。

2011年の生産に向けてさらに改良、開発され、

本格的なオーディオファンが実際に所有できるHiFiスピーカーとなりました。



 BladeはKEFの姿勢そのものです。

可能性を追求し、先入観にとらわれずHiFiサウンドの境界を押し広げました。

Metamaterial Absorption Technology  (MAT™)を搭載した

特注の第12世代 Uni-Q® ドライバーを採用、

その他数多くの改良が施されています。

Bladeシリーズは、2つのモデルで構成されています。

Blade One Metaと、Blade Two Metaです。

同じDNA、同じ技術、同じ美しさを共有する

Blade Two Metaは、少し小さいサイズになっています。







Bladeの心臓部には、

シングル・アペアレント・ソース・テクノロジーが搭載されています。

シングル・ アペアレント・ソース・テクノロジーは、

KEFの特徴的なサウンドの構成要素であるUni-Q® ドライバーを拡張したものです。


この技術は、低域、中域、高域がひとつの点から放射される

点音源の音響的理想を達成することを目的としています。

スピーカーの全帯域をカバーする完璧にキャリブレーションされたドライバーは、

すべての周波数が1つの点から放射されるように構成されています。

Blade は、対称的に対向する 4つのベースドライバーが、

中域と高域が同じ音響中心を共有する

2Way Uni-Q® ドライバーの周りに緊密に配置されています。


その結果、より正確なイメージングと、

より広い範囲での高い精度の原音再生サウンドを実現しました。

これにより、Blade はすべての可聴周波数帯域で驚くほど位相と振幅が整っており、

より、リアルで没入感のあるサウンドを実現しています。



Metamaterial Absorption Technology (MAT™)は、

非常に複雑な迷路のような構造をしており、

それぞれのチャンネルが特定の周波数を

効率的に吸収するようになっています。



このチャンネルを組み合わせると、音響的なブラックホールとして機能し、

ツイーター後部から来る不要なサウンドを99%吸収し、

サウンドの歪みを除去し、より純粋で自然な音響性能を提供します。


Acoustic Metamaterials Groupとの共同開発のMAT™ は、

スピーカ設計に全く新しい境地をもたらし、

リスニング体験を向上させるための新技術開発に対する

KEFの絶え間ない情熱を再び証明することになりました。

メタマテリアルとは、既存の物質を利用し、

自然界に存在しない新たな性質を持たせるために特別に開発された構造体です。




Blade専用の MAT™搭載第12世代Uni-Q® ドライバーは、

KEF のフラッグシップスピーカーで最高のパフォーマンスを発揮するために

設計された専用設計ドライバーです。

数十年にわたるKEFの知識の蓄積と、

最先端のシミュレーション・解析ツールの応用から生まれました。

開発は多岐にわたり、そのすべてが

Bladeのセンセーショナルな性能をうみだしています。



まず、最先端のUni-Q® ドライバーの中心に位置する

新しい硬化アルミニウム・ドーム・ツイーターは、

音量に関係なく、常に美しく、明瞭で叙情的な高域を再生することが可能です。


KEF のエンジニアはツイ ーターのギャップダンパーを再設計し、

新しいメタマテリアルのためにツイーター後部のスペースを最大化しました。

空洞の形状を最適化し、多孔質材料の2つのリングを戦略的に配置することで、

不要な共振を効果的に抑制し、ディテールと透明度を大幅に向上させました。


超低歪の新設計ミッドレンジボイスコイルは、

ボイスコイルのギャップに埋め込まれた銅製リングにより、

インダクタンスとコイル位置によるインダクタンスの変化を最小限に抑えています。

これにより、中域の高調波歪を下げ、熱圧縮を低減し、効率を向上させました。


 Metamaterial Absorption Technology は、

Acoustic Metamaterials Group との共同開発です。




Uni-Q® ドライバーは、不要な振動による音の濁りを防ぐため、

完全なデカップリング方式を採用しています。

振動を抑え、余計な音を除去するために、

フレキシブルな新デカップリングシャーシを採用。

中高域のボイスコイルから発生する振動が

スピーカーキャビネットに伝わらないように配慮しています。


回折効果を起こすことなく、よりストロークのある振幅を可能にし、

中域の周波数帯域を広げるために、 新しいドライバー周辺も含め設計されています。

さらに、ドーム、ミッドレンジコーン、ドライバー周辺部分の輪郭は

すべてコンピュータで最適化され、

キャビネットへの移行が完全にスムーズに行われるようになっています。


また、Uni-Q® ドライバーは、

不要な振動がサウンドを濁すことがないよう完全にデカップリングされており、

独自のタンジェリン・ウェーブガイド・テクノロジーが空気の流れをコントロールして、

自然の音場の広く均一な広がりを再現し、

驚くほど純粋な高域のイメージングを部屋全体に拡散させることが可能です。


これらの技術革新と開発の結果、

特注のMAT™搭載第12世代Uni-Q® ドライバーは、

従来にない透明感と生命感にあふれたサウンドを提供します。



Blade の4つの強力なベント型ベースドライバーは、

MAT™ 搭載第12世代 Uni-Q® ドライバーと完璧に統合され、

クリーンで大きく伸びてクリアにコントロールされた低域を実現します。


Bladeのオリジナルコンセプトに基づき、

ボイスコイルを振動板から切り離すことで、

低次のクロスオーバーを使用することができ、

より純粋でシルキーな低域レスポンスを実現しています。



大音量で演奏したときにキャビネットが暴れないように、

これらのドライバーは背中合わせにマウントされ、

出力に影響を与える運動エネルギーを打ち消すようになっています。


最新のBlade は、クロスオーバーの設計が強化され、

信号経路を微調整し最高の透明度を実現します。

さらに、オーディオグレードのWBT社製コネクターにより、

バイワイヤリングまたはバイアンプによる高品位な伝送が可能です。




Bladeの彫刻的なデザインは、音響学に基づくものです。

トップからボトム、そしてフロントからリアへと

優雅にテーパーを描く丸みを帯びたフォルムは、

サウンドの透明度を損なうような不連続面を一切持ちません。


超高密度ウレタン樹脂複合材で作られた、

サウンドに影響を与えないキャビネットの複雑な放物線カーブは、

サウンドを不透明にする定在波を排除するために巧妙に設計されています。





Bladeは、低域ドライバーのペアを

それぞれ独立したチャンバー内に配置しています。

これにより、ドライブユニット間の干渉の可能性を低減し、

低域の質を損なうダンピングの必要性も低減しています。





この素晴らしいスピーカーは、

搭載された技術の洗練さを主張するため、

5つのキャビネット仕上げと 6つのドライバーコーンカラーをブレンドした

8つのカラーパレットから選択できます。



ピアノブラック / コッパー、

ピアノブラック / グレー、

フロステッドブルー / ブルー、

フロステッドブルー / ブロンズ、

チャコールグレー / レッド、

チャコールグレー / ブロンズ、

レーシングレッド / グレー、

アークティックホワイト / シャンパンです。

さらに、スピーカーキャビネットのカラースキームのカスタマイズも可能です。


お好みのカラーセットで、 ユニークなブレードを作ることができます。

最も正確でリアルなサウンドを追求するために革新を続けるという哲学のもと、

Bladeは画期的なコンセプトを完成させ、究極のリスニング体験で

人々を喜ばせることを目指し作り上げられました。

 

<主な仕様>
Design
3ウェイ・バスレフ
シングル・アペアレント・ソース

Drive UNIT
UNI-Q Driver Array
MF:125mm アルミニウムコーン
HF:25mm アルミニウムドーム with MAT

Bass UNIT
BLADE ONE
LF:4×225mm アルミニウムコーン
With Force Cancelling

BLADE TWO
LF:4×165mm アルミニウムコーン
With Force Cancelling

周波数特性
BLADE ONE
35Hz−35kHz(±3dB)
27Hz−45kHz(-6dB)
20Hz(-6dB Typical in Room Bass Responce)

BLADE TWO
33Hz−35kHz(±3dB)
30Hz−45kHz(-6dB)
25Hz(-6dB Typical in Room Bass Responce)


クロスオーバー周波数
BLADE ONE
350Hz、2kHz

BLADE TWO
450Hz、2.2kHz

パワーアンプクラス
50W-400W

感度
BLADE ONE
88dB(2.83V/1M)

BLADE TWO
86dB(2.83V/1M)


高調波歪
2nd、3rd(90dB、1M)

BLADE ONE
BLADE TWO
<0.5%(40Hz-100kHz)
<0.2%(200Hz-2kHz)
<0.1%(2kHz-20kHz)

最大出力:
ピーク音圧レベル1M
ピンクノイズ使用時

BLADE ONE
117dB


BLADE TWO
116dB


公称インピーダンス
BLADE ONE
4Ω (2.8Ω min)

BLADE TWO
4Ω (3.2Ω min)


寸法
BLADE ONE
363(W) x 1590(H) x 540(D) mm

BLADE TWO
338(W) x 1461(H) x 475(D) mm

重さ
BLADE ONE
57.2kg

BLADE TWO
35.5kg


※製品の仕様、規格および外観は改良のため予告なく変更する場合があります。