<主な特長>
◆. 超短焦点ズームレンズを搭載。
スクリーンから約16cmの至近距離で100インチ、約26cmの至近距離で120インチの4K映像を投写できます。スクリーンのほぼ真下から投写するので、近づいても影の映り込みがありません。また、天吊投写・リア投写・床面投写・天井投写といった、さまざまな方法での設置も可能です。
◆. ホコリの侵入を抑えるスライドドア(手動)。
本体上部のレンズ投写面をスライドドア(手動)でカバー。非使用時にホコリの侵入を抑え、メンテナンスを容易にします。
◆. ケーブルを隠し、デザイン性を高めたサイドカバー。
ケーブルの取り回しが容易に行えるように本体横に端子類を配置。さらに、ケーブルが見えないように収納スペースとサイドカバーを設けるなど、デザインの美しさにもこだわりました。また、ケーブルは背面より抜き出せるようになっています。
◆. シンプルな吸排気システムでインテリアにマッチしたラック制作も可能。
本体をラックなどの上に置いて使うこともできますが、背面吸気、前面排気のシンプルな吸排気システムで冷却を行っているので、本体を内部に配置したラックの制作も容易に。投写壁面の前には、リビングに合わせてデザインされた家具だけが置いてあるようなたたずまいを実現できます。
※ 本体背面にエアフィルターが2か所設置されていますので、1年に1回を目安にフィルターの前面と背面のホコリを掃除機などで取り除いてください
◆. 4K
映像を忠実に描き出す、ネイティブ4Kパネル
“SXRD”
を搭載。
劇場用のデジタルシネマプロジェクターに搭載している
1.55型「4K“SXRD”」と同じ解像度「有効885万画素(水平4,096×垂直2,160画素)」をもつホームプロジェクター用のネイティブ
4K
パネル0.74型 「4K SXRD」 を搭載。
これにより、フルHDパネルでは表現できない高精細かつ自然な表現が可能となり、
被写体の輪郭や微妙なディテールまでクリアに描きだします。
また、ネイティブ4Kパネル採用のため、3Dコンテンツも
2Dコンテンツと同様に、4K解像度で臨場感豊かに楽しめます。
プロ用カメラのイメージャー固着技術をベースに「4K SXRD」固着に展開し、
パネルを高解像度化することで各パネルの精度が向上しました。
パネルを高精細化することで要求されるパネルアライメントの高い精度を満たすための高度な光学部品設計、そしてより高い要求レベルを満たすための位置補正機能を採用。
これにより、画素の色ずれが原因で発生する色の濁りやにじみの少ない、
正確な色再現を可能にしました。
ネイティブ4Kパネル「4K
SXRD」搭載により、
4K解像度(水平4,096×垂直2,160画素または水平3,840×垂直2,160画素)のコンテンツを、劣化なく高精細なまま楽しむことが可能です。
また、最新のHDMI規格に準拠し、4K/60p信号にも対応しました。
◆.ソニー独自の「4K表示デバイス向けデータベース型 解像処理LSI」搭載
ソニーが十数年培ってきた超解像技術開発に伴うノウハウに
新規技術を加えた「データベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)」を搭載。
フルHD解像度の映像信号(3Dを含む)をより高精細な
4K(水平4,096×垂直2,160画素)映像信号に変換します。
ソニー独自のデータベース型超解像においてパターン分類手法を
学習型に進化させることで、分類性能をさらに向上させ、入力された信号を
「どのような特性を持つ映像なのか」を解析し、画像に合わせた最適な
超解像処理を可能にしました。
また、入力画像の品位(ノイズ量、信号帯域など)を計測・解析し、
その結果に基づき超解像処理とノイズ除去を自動的に制御することで、
さまざまな入力信号に対する高画質化を実現。
これにより、きめ細やかで高品位な4K映像の生成を実現しました。
◆ オリジナル4Kマスターに近い映像を楽しめる「Mastered in
4K」モードを搭載。
ソニーピクチャーズの発売する高画質ブルーレイソフト「Mastered in
4K」
ブルーレイは、4K解像度の高画質マスターファイルをソニー独自のフィルターにより、
高ビットレート・広色域情報を保持しながらフルHD解像度にダウンコンバートし、オーサリングしたものです。
「Mastered in
4K」ブルーレイの2Kデータを
4Kへアップスケーリングする際に、オーサリング時と同一のフィルターを使用する「Mastered in
4K」モードを搭載。
ダウンコンバートとアップスケーリングを同じフィルターで処理することにより、
オリジナル4Kマスターに限りなく近い高品位な映像クオリティーで楽しむことが可能です。
◆. HDR(High
Dynamic
Range)対応。
映画・放送業界で対応が進み、4Kブルーレイディスクに採用の
HDR(High Dynamic Range)に対応。 放送用のHLG(Hybrid Log Gamma)にも対応します。
レーザー光源(Z-Phosphor)により、映像の入力信号に合わせ遅延のない調光が可能。全体の明暗の差が大きいHDRの映像も、暗い箇所から明るい箇所まで黒つぶれや白とびすることなく細部まできれいに表現します。
◆.
レーザー光源(Z-Phosphor(TM))の採用により、2,500lm(ルーメン)の高輝度と約20,000時間の長時間使用を実現。
ホーム用ビデオプロジェクターの光源にレーザー光源(Z-Phosphor)を採用。近距離からの投射により、明るい部屋においても、大型スクリーンでの力強い映像表現と純度の高い色再現が可能に。迫力とリアリティーに満ちた4K映像を描きだします。
また、従来のランプ光源の寿命よりも長い、約20,000時間の長時間使用が可能です。
レーザーライト設定「出力Max」:Minでは40,000時間となります。なお、各数値は輝度が半減するまでの時間の目安であり、使用環境や使用状況により異なる場合があります
◆.色彩豊かな映像を再現する「トリルミナス(R)ディスプレイ」。
広い色再現領域を持つ「トリルミナス(R)ディスプレイ」に対応。さまざまな赤の色合い、エメラルドグリーンのような海など、これまで表現の難しかった繊細な色を色彩豊かに再現することが可能です。
「データベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)」の高精度なカラーマネジメントと相まって、今まで以上にリアルで質感の高い映像を実現しています。また、「トリルミナス(R)カラー」対応のソニー製カメラで撮った写真や映像を「トリルミナス(R)ディスプレイ」対応のVPL-VZ1000で再生すれば、豊かで自然な色のまま大画面で思い出を楽しめます。
◆.BT.709やBT.2020規格のカラースペースモードを搭載。
BT.709(※1)やBT.2020規格(※2)(※3)のカラースペースモードを搭載。ブルーレイディスクや4Kブルーレイディスクのカラースペースに合わせた再生ができます。
※1 BT.709の色域は完全には包含していません ※2 BT.2020の色域は完全には包含していません ※3 BT.709,
BT.2020(次世代放送の映像制作規格。電気通信分野における国際連合の専門機関である国際電気通信連合「ITU: International
Telecommunication Union」の無線通信部門「ITU-R: ITU Radiocommunication
Sector」)にて制定
◆.映像シーンに応じた最適コントラストを自動調整する 「コントラストエンハンサー」。
シーンごとの信号成分をリアルタイムに分析し、最適な階調、コントラストが得られるよう、映像の明るい部分・暗い部分のレベルを自動的に補正。階調表現を向上させることで、メリハリのある、躍動感にあふれた映像を再現します。
◆.
毎秒24フレームで作成されたムービーなどの画像の動きを滑らかにする「モーションフロー」を4K映像にも適用。
■スムース強:動きを滑らかにします。特に映画などに効果的です。
■スムース弱:動きが滑らかな標準的な映像にします。
■True
Cinema:毎秒24フレームで作成されたムービーなどの画像を
オリジナルのフレームレートで再現します。
■切:モーションフロー機能をオフにします。
◆.高輝度で、くっきりとした3D映像を実現。
高速パネル駆動の「SXRD」を搭載し、映像のライティングスピードを2倍に向上。
左・右目用それぞれの映像を2回繰り返し描画し、左目用、右目用の映像が
混ざらない状態で3Dメガネのシャッターを開けることが可能になり、
3D特有のクロストーク現象を極限まで低減しました。
また、ソニー独自の制御技術を採用し、映像を書き替えているときは
出力を抑え、書き替えが完了したとき(3Dメガネのシャッターオープン時)に
出力を高めることで、いちだんと明るく、くっきりとした3D映像を再現します。
左目用、右目用のフルHD解像度の映像信号はリアリティークリエーションにより
高精細な4K映像信号に変換されており、3Dも、4K画質で楽しめます。
◆. 無線方式の3Dメガネ(別売り)を採用
4Kの高画質で3D映像を快適に楽しんでいただくために、
3Dメガネの通信方式に無線(Bluetooth(R))方式を採用。
障害物に信号が遮られたり、角度により受信範囲を制限されることがなく、
高い安定性を実現しています。
また、業界標準規格「フルHDグラス・イニシアチブ」対応のため、
他社製も含めて同規格対応の3Dメガネを幅広くご使用いただけます。
3Dメガネ 「TDG-BT500A」 (別売オプション)
外形寸法: 約W147 × H46 × D170mm
質量:
約36g(電池含む)
動作時間:約100時間、電池の種類:CR2025
◆.3Dトランスミッター内蔵。
3Dメガネのレンズシャッター開閉を同期させる3Dシンクロトランスミッターを、
プロジェクター本体に内蔵。
本体から半径10m以内であれば、シンクロ信号を受信して
同期させることが可能です。
◆.
色バランスのズレを自動補正するオートキャリブレーション機能
長時間使用する中で、プロジェクターの色バランスには少しずつズレが
発生していきます。それを補正するのが新搭載の「オートキャリブレーション」機能です。
本体に内蔵されたカラーセンサーが投射光を解析し、
初期状態からの色バランスのズレを判定。本体メニュー画面から
「オートキャリブレーション」→「調整」を選択するだけで、
ホワイトバランスなどカラーマネジメントを補正します。
別売の光学センサーやパソコン等は不要なため、
手間なく簡単に高品位な4K映像をご堪能いただけます。
また、「プリチェック」機能により色のズレ度合を数値で確認できるため、
キャリブレーションが必要な状態かを確認することも簡単です。
◆.2D専用と3D専用、それぞれ独立させたピクチャーモード採用
◆シネマ
フィルム1:
最高画質といわれるマスターポジフィルム
(ダイナミックレンジの広い、透明感のある画質)を再現する画質設定です。
◆シネマ
フィルム2:
シネマ フィルム1をベースに色調を変え、実際の映画館の映像美を再現する
画質設定です。
◆リファレンス:
コンテンツのもつ画質そのものを忠実に再現したい場合や、
調整のない素直な画質を楽しむのに適した画質設定です。
◆TV:
テレビ番組やスポーツ、コンサートなどのビデオ映像に適した画質設定です。
◆フォト:
デジタルカメラなどの静止画に適した画質設定です。
◆ゲーム:
ゲーム用にメリハリのある色再現や応答性に優れた画質設定です。
◆ブライト
シネマ:
リビングルームなどの明るい環境で、映画を見るのに適した画質設定です。
◆ブライトTV:
リビングルームなどの明るい環境で、テレビ番組やスポーツ、
コンサートなどのビデオ映像を見るのに適した画質設定です。
◆ユーザー:
お好みに合わせた画質に調整、設定し、保存できます。
お買い上げ時は「リファレンス」と同じ設定になっています。
◆.細かな調整が可能なガンマモード
従来の3管式プロジェクターの画質調整機能を継承。
より高度な画質チューニングを可能にする11種類(10種類+OFF)の
ガンマモードを搭載しました。
これにより、映像コンテンツや部屋の視聴環境に合わせて、
画質をきめ細かくつくりこめます。
◆.HDCP2.2対応の、HDMI 入力端子(18Gbps対応)装備。
4K放送に対応するためのHDCP2.2対応端子を含め、
HDMI入力端子を4系統装備。
※最新のHDMI規格の4K60P 4:4:4 各8bit、4:2:2 各12bitおよび 4K24P 4:4:4 各12bitなど、フルスペックの4K映像入力が可能。
鮮やかな色調と細かな階調をお楽しみいただけます。
◆.遅延低減モード搭載。
画像処理で発生する映像遅延を短縮することで、ストレスのない快適な
ゲーム体験を実現。シビアなタイミングが要求されるゲームであっても、
プレイヤーの意図をダイレクトにプレイに反映することが可能です。
※設定:低遅延モード「入」時。
◆.メンテナンス
定期的に清掃、お手入れをすることで機器の劣化防止につながります。
別売りオプション
3Dメガネ
『TDG-BT500A』 オープン価格
アクティブシャッター方式
|